【血圧高くてニトロール開始】私が犯した最大級のミス

この記事を読むと、ニトロール開始時はバイタルサインの変動に注意をしないといけないことを理解できます

どうも、2年目看護師のよんくれです!

5月に入り、気温も暖かかくなったことで少し循環器の患者が冬より減少した気がしました。

しかし、そう思っていたの一瞬。

今では毎日満床で大忙しです(笑)。

最近夜勤で受け持ち患者が血圧が上昇してしまい、指示のもとニトロール(血圧を下げる点滴)を投与することになりました。

点滴ラインは1本空いていたため、スムーズに点滴投与は開始でき一安心。

しかし、私はこの後とんでもないミスをしてしまいました。

今回は、私の教訓もかねて皆さんに共有したいと思います。

目次

血圧が高くなった患者

私が夜勤を行っていた午前3時ごろ。

誤嚥性肺炎から心不全を発症した患者を受け持っていました。

嚥下状態が悪く、食べ物を食べてはいけない(絶食)指示あり。

内服は粉砕にて飲むことができているが血圧を下げる薬(ニフェジピン)は粉砕にできない薬であるため内服できていない。そのため血圧が徐々に上昇して160以上になったため、医師に確認しニトロールの点滴2ml/hで開始しました。

私のミス

その後、記録や夜勤の業務を行い4時45分に休憩を1時間頂きました。

休憩から帰ってくると、鬼の形相で先輩が駆け寄ってきました。

「あなた、今日○○さんに何をしたか分かってる?信じられない。」

先輩からの言葉で私の血の気が引いていくのが分かった、、、

そして先輩が言いたいこともすぐに理解した。3時にニトロールを投与開始したあと、2時間も血圧を測っていなかったのだ。

「すみません、血圧を測るのを忘れていました、、、」

「なぜこの人がニトロールを投与したか分かってる?心不全治療をしているけど、降圧薬が飲めていなくて血圧が上がってきてるんだよね。ニトロールで血圧が下がりすぎてたらどうするの。また、逆に効いていなくて高くなり心不全が悪化したらどうしていたの。あなた、1年間何をしてたのって言いたい。」

結果的に先輩が血圧測定をしてくれており、血圧が下がったのでニトロールをOFFしてくれていました。

患者に心不全症状増悪は見られなかった。

振り返ってみると

ニトロールが2ml/hと投与量は少なくても、投与開始後からどれぐらい血圧変化があるかは確認する必要があった。

しかし、自分の認識では2ml/hと少量の投与であるため優先度は上位にくるも1番重要だとは思えていなかった。これがミスの原因。

点滴が持続で投与されている場合の2ml/hと投与開始した2ml/hでは優先度が大きくことなる。

その流量でどれぐらい効くのかを確認する必要があった。

学び

点滴開始時はバイタル変動に注意が必要なため、どんな薬剤でも1時間以内にバイタル測定を行う必要がある。

持続点滴と点滴が開始された場合は、同じ薬剤でも後者の方が優先度は高くなる。

(これはその状況によるため一概には言えないがこうであることは多い。)

これからは、

点滴開始時は、バイタル変動があるため自分の中での優先順位は高く持つようにします!

バイタル変動によって点滴の有効性をアセスメントします!

まとめ

点滴が開始されると、その点滴の効果があるのかバイタルサインなどからアセスメントをする必要があります。

しかしこの日に限って眠気もあり頭が働いていない(←言い訳です)ため、優先順位も上位に考えられていませんでした。

先輩からのお叱りを受けて当然です、、、

「1年間何をやってきたの」

心に突き刺さる言葉で、再度気持ちを引き締めなおしました。

皆さんも、点滴が開始された場合は必ずバイタル測定などを行い、点滴の効果を確認してくださいね!

もう私はこんなミスをしないと約束します!

今回はこれで終わります。

これからも、私の体験談や学びを記事にしていくのでよかったら見てください!

ありがとうございました。

                              よんくれ

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