「コロナワクチンの副作用にどのような症状があるのか知りたい!」
「副反応がなぜ起こるのか分からない!」
そんな人に向けてこの記事を書いています。
どうも、新人看護師のよんくれです。
私は循環器内科の集中治療系で働いています!
世間では、コロナワクチンの三回目接種が進んでいますね。
特に副反応について様々な議論がされています、、、
「副反応がこわいな」
「私は3回目接種したけど、この症状は副反応なの?」
など、さまざまな疑問があると思います。
そこで今回は、コロナワクチンの副反応の症状について、副反応がなぜ起こるのかについて簡単に説明していきます!
(この記事は2022年3月現在でのデータをもとにしています。)
ワクチンの副反応で生じる症状について
起こりやすい副反応
今回は、ファイザー社とモデルナ社のワクチンでの報告されている副反応についてまとめました。
- 注射部の痛み
- 発熱
- 倦怠感
- 頭痛
- 筋肉や関節の痛み
- 寒気
- 下痢 など
この症状が副反応として出てきやすいです。
私自身も、副反応は少なからずありました。
そのことについては、この記事を見てみてください♪
症状のピークは接種から翌日が多く、数日で治ることが多いです。
ちなみに、副反応は1回目より2回目や3回目の方が副反応の発症頻度は高くなると言われています。
理由として、一回目のワクチン摂取でコロナウイルスの抗体が体内で作られます。
すると2回目のワクチン接種時に、その抗体がウイルスをやっつけようと働いてくれるため、副反応が出やすくなるのです。
しかし、副反応が少ない人もいます。それは個人差であり、抗体が付いていないわけではありません!
また、抗体ができる数も個人差があるので副反応の強さも人によって異なります。
下に厚生労働省が発表している記事のリンクを置いておきます!
起こりにくい副作用
まれに起こる副反応は以下のとおりです。
- アナフィラキシーショック
- 血小板減少を伴う血栓症
- 心筋炎や心膜炎
これらの重篤な副反応が生じる可能性はゼロではありません。
厚生労働省によると
令和3年12月6日から対象期間で
心筋炎については、ファイザー社が22件、モデルナ社が10件。
心膜炎は、ファイザー社が7件、モデルナ社が1件。
死亡例について
新型コロナワクチン接種開始後の例話3年2月17日から対象期間の例話4年1月23日までにおいて、ファイザー社は100万接種で8.1件、モデルナ社は100万接種で2.1件の死亡例の報告がありますが、いずれもワクチン接種との関係性があるとは結論づけられていません。
他にも、血小板減少に伴う血栓症で脳梗塞などの声もあります。
これについては現在研究されていて、まだはっきりとしたことは言えません。
個人的にはなるのですが、これらの副作用は数万回接種して数人程度の発症率であるため、そこまで怖がる必要性はないのかなと思います。
実際、インフルエンザのワクチンでさえこのような副作用があるのでコロナワクチンに限った話ではないと考えています!
私の働いている病院でも数千人の職員がワクチン接種をしていますが、重篤な副作用を起こした症例はありません。(接種対象年齢は働いてる方なので20~60代ぐらいです。)
副反応が起こる理由
免疫のしくみ
身体の中に細菌やウイルスが入ると、免疫系(白血球など)がばい菌をやっつけようと働きます。
免疫系が最も力を発揮する体温が38℃程度です。そのため、体は免疫系をパワーアップさせるため体温を上昇させます。
その結果、発熱や寒気が生じます。
発熱が生じると、体の内臓や筋肉で酸素需要(酸素を必要とすること)が大きくなります。
体中に酸素が届きにくくなるため、体がだるく感じたり脱力感を感じます。
また、免疫系がばい菌と闘っていると、サイトカインという炎症物質が発症します。
サイトカインの影響で頭痛や節々の痛みが生じてきます。
大まかな症状はこのような流れで症状として表れています!
まとめ
以上がワクチンの副反応やその発生する理由でした!
今回は一般的な症状をまとめているため、もっと他の症状があるかもしれません。
しかし、まだ研究途中などはっきり言えないことも多いです、、、
詳しく知りたい方は厚生労働省や医師など、正確な情報を発信しているところで調べてみてください!
この記事を読んで、悩みを少しでも解消できると嬉しいです。
これからも、医療情報や看護師の日常を記事にしていくのでよかったら見てください!
ありがとうございました。
よんくれ
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