【心拍や血圧変動がある方への対処法】定期内服があれば早めに飲んでみよう!

この記事を読むと、血圧や脈拍変動がある患者への対処法の1例を知ることができます

どうも2年目看護師のよんくれです!

最近は、「もう2年目だからしっかりしてよ」と先輩から強く言われるようになりました。

私は、「1年目も2年目もそんな変わりません」

と心の中で思っております(笑)。

昨日、夜勤でAf(心房細動)の患者を受け持ちました。

その方は体動ですぐHRが130台にまで上昇し動悸が生じます。

そのため、朝食時にどうすればHRを抑えられるかを検討する必要があります。

そこで私が考えた(先輩と一緒に考えた)HRのコントロールについてです!

目次

出来事

私が夜勤で受け持った患者は心房細動の患者。

体動によりHR80台から130台以上に上昇してしまう。HR上昇時は動悸自覚あり。

ジルチアゼム1ml/h(HRを抑える薬剤)投与中。

起床後からHRの上昇あり、同期も自覚している。しかしこの後朝食を食べないといけない。

どうにかしてHRを抑えながら朝食をとってもらう必要があるため、どうすればいいか考えました。

私が行った対応

起床時点でHRが上昇しているため、ご飯でもさらにHRの上昇が考えられる。

そのため、食後にある内服を食前から内服してもらおうと考えました。

食後薬には、βブロッカー(心臓を休ませる薬)があったので早めに内服。

するとHRの上昇は少し上がるが指示内に収まり、動悸症状は改善したとのこと。

学び

HRやBPの変動がある患者で、それに対する内服薬が処方されている場合は、症状が出る前に早めに内服するorあえて内服しない(医師に確認や報告は必要)という選択があることを学んだ。

特に今後なにかリハビリや検査、食事など予定が入っておりバイタル変動が考えられる場合は内服の時間変更を考慮する必要性を知りました。

もちろん、食前、食後出ないといけない薬もあるため医師に確認する内服もあります。

まとめ

バイタルに変動がある患者って急変リスクがあって怖いですよね。

そんな患者は、どんな時にバイタル変動が生じるのかを観察して知っておく必要があります。

今回の事例では、体動全般でHRが上昇しました。

それを知っていることで、体動の動作をできるだけ抑える、注意しておくことはできます。

それでも、食事や排泄など生理現象は避けては通れません。

そこで、今回は内服薬を早めに飲むことでバイタルの変動を減らそうと考えました!

結果はHRの上昇を抑えられませんでしたが、動悸の自覚症状は軽減できました。

自覚症状が軽減できるだけでも患者にとってはよかったのかなと思っています!

皆さんも、バイタル変動がある患者には内服薬の早めを検討してみてもいいと思います。

その時は医師に確認をとりましょうね!

この記事を読んで、皆さんに少しでも役に立てばうれしいです!

ありがとうございました!

                                 よんくれ

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