採血が苦手で周りより私は採血が下手なのかも、、、
いつ採血がうまくなるの?
この記事を読むと、1年目の採血の上達過程や採血のコツについて知ることができます。
どうも、2年目看護師のよんくれです!
私の病院では、今月(6月)から新人さんの夜勤が始まります。
改めて、めっちゃ早いな、、、と思います(笑)
夜勤が始まると、日勤以上に採血をする機会が増えます。
(大体朝に採血を取り、医師が確認してその日の治療を決める流れだから。)
しかし、この採血の手技が新人にとって最難関!
私も採血が苦手でした、、、
「いつになれば採血がうまくなるんだろう?」
新人の頃はずっと思っていました。
そんな私が、採血をある程度取れるようになった期間や平均の採血回数などを紹介します!
いつから採血を練習したか
私は、1年目の半年をICUで過ごしました。
ICUにはAライン(動脈ライン)が入っている患者がほとんどで、針を刺して採血をする機会があまりありませんでした。
(Aラインにはシリンジが付いており、そこからいつでも血液を引くことで採血ができるため。)
初めに採血の練習をしたのは5月ぐらい(入職して1か月)だったと思います。
自分たちの手で刺しあいました(笑)。
私は血管が見えやすく、皆から刺されまくったのを覚えています!
しかし、私は同期の血管が分からずなかなか成功しませんでした。
それを見かねて、男性の先輩(駆血帯で縛らなくても血管が見えていた)に成功体験として刺させてもらいました(笑)
採血頻度
その後は採血は自立したものの、自分で針を刺して行うことは月に1~2回程度。
そのため、毎回採血に15分以上はかかっていました、、、
(環境整備をした状態からなので、物品準備を含めると20分以上)
ちなみに成功率は1/3程度で、ほぼ2回以上刺させてもらっていました。
患者さん、すいませんでした。
かれこれ10月までは採血頻度もそんなに増えることもなく、ずっとこんな感じで経過。
そりゃ採血回数も少ないのでうまくなるはずもなく、採血と聞くと嫌なイメージでした。
(今日の体育はマラソンですって言われるぐらいイヤだった)
しかし、コロナの影響もあり11月からHCUに部署移動。
HCUはICUに比べると軽症ですが、一般病棟よりは急変リスクのある患者が集まります。
今までAラインが入っていたので採血もスムーズだったのですが、ここではAラインが入っていない人の方が多く、採血は刺す必要があります。
私は3交代なので、深夜勤務での朝の採血は月に4回程度あります。
受け持ちは4人が最大なので、深夜勤務1回の採血人数はだいたい2~4人。
そのため、夜勤だけで10回以上は刺すようになり、日勤でも採血をする機会はあったので10~15人は毎月採血をするようになりました。
11月はまだ採血成功率は1/2や1/3程度でしたが、採血をする頻度が増えたため1~2月には1/2か1発で取れることが多くなりました。
2年目に入るぐらいには難しい患者でなければほとんど1発で取れます!
採血のコツ
私は、採血が苦手でしたが今では前ほどの嫌なイメージはなくなりました。
しかし、なれるまでに先輩に色々教えてもらいました。
先輩から教えてもらったコツ
- まっすぐで、弾力のある血管を探す、難しいところで刺すから失敗する
- 血管が逃げないよう、刺す前に皮膚をしっかり引っ張る
- 行くと決めたら思い切り刺す、ゆっくり刺すと痛い
- 刺すときの針の角度はいきなり深く刺すと貫通するかもしれないので浅めに刺す
こんな感じです。
この中で、私が新人の頃は特に1つ目の血管を探すことがかなり重要だと思っていました!
見えている血管などは誰でも成功するように、自分が成功しそうな血管さえ探せばあとは刺すだけなので成功率が上がります。
(正確には失敗する可能性を減らせるというイメージです。)
そのため、私は採血時に血管を探すことに時間を使っていました。
あと、これはアドバイスにはならないのですがやはり採血の回数をこなすことで成功率も上がり、自信がつきます!
すると知らない間にうまくなっているものです!
例えるなら、初めてカラオケで歌ったときは緊張したけどいまでは思い切り歌って80点以上は出せるよって感じ。(歌はうまくありません笑)
怖い先輩がいないときや、患者さんが優しくて何回でも刺していいよって言ってくれる場合のみ、積極的に採血をさせてもらっていました(笑)
まとめ
1年目は採血に自信がなくて当たり前だと思っています!
逆に1年目で自信がある人は尊敬ですね。
私も採血がある程度できるようになったのは1年かかったので、皆さんもあせらなくていいと思います。
ただ、採血が苦手だからと逃げていてはうまくなりません。
私も成功率1/3程度で毎回2回は刺していたように、とりあえず刺してみましょう!
患者さんも優しい人が多いので、普段採血で取っている血管を教えてくれることもありますしね!(それがプレッシャーになるのですが)
いずれは採血がうまくなるので、今は採血に自信がなくてもトライしてください。
私も日々の腕を磨くので、みんなで一緒に頑張りましょう!
今回はこれで終わります!
採血と似ている手技の、血液培養についてもまとめています↓
これからも私の体験談や学びを記事にするのでよかったら足を運んでください♪
ありがとうございました。
よんくれ
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