【ラシックス】静脈注射の際、観察すべきことを知っていますか?

この記事を読むことで、ラシックスを投与する際の観察点を知ることができます。

どうも、2年目看護師のよんくれです!

最近(5月)、1年目さんとも少し話をする機会が増えました。

皆さん、頑張っています!

1年目さんが来たことで、指導をすることが増えました。

しかし、指導に慣れておらず教えるのは難しいとつくづく感じます、、、

この前、ラシックスのIV(静脈注射)を一緒に見てくださいと頼まれました。

※ラシックス→利尿剤のこと、フロセミドともいう

そのことについて、私のミスがあったのでそのことについて書きたいと思います!

目次

私のミス

私が仕事をしている時に、後輩から声をかけてもらいました。

それは、ラシックスのIV(末梢ラインから点滴を投与すること)を見てくださいとのこと。

私はIVの手順を確認してほしいのだと思い、投与ルートについて一緒に確認しIV実施。

その後、勤務終了間際に1年目のペアの先輩から声がかかりました。

「IVを見てくれたのはありがたいけど、指導もちゃんとしてね。ラシックスIVしたら畜尿バックをいっつもひっくり返してるよね。IV後、どれだけ尿が出たか見るために。血圧も確認して低すぎたら考える必要があるとか、そこまで教えてね。」

確かに私はラシックスをIVするときは尿量確認のため、畜尿バックをからにするなど投与後にどれだけ排尿があるか分かるようにしています。

まさかそこまで指導をしないといけないとは思ってもいませんでした。

というより、入職して1か月ならまだ点滴投与方法だけでもいい気がするとさえ思っていました(笑)

この経験から、後輩の手技を一緒に見る場合は、観察するべきことはすべて伝える必要があることを知りました。(後輩のためでもあり、自分のためでもある笑)

ただ、これをすると後輩の頭をパンクさせてしまうのも事実、、、

なかなか教えることは難しいですね。

学び

私はいつも無意識にラシックスをIVするときは、何時にIVしたか、畜尿バックの尿量を確認し、0mlにする、血圧を確認して低すぎる場合は医師に確認するということを行っていました。

指導をする立場になると、それを後輩に伝える必要があると学びました。

そのため後輩に手技を伝えるときは、一つ一つのポイントを説明していきます!

まとめ

少し先輩になったからと、天狗になってはいけないなと改めて思っています(笑)

私はラシックスのIVの手技を一緒に確認してほしいものだと思って、消毒や逆血確認、生食の後押しなどを伝えていました。

しかし、ラシックス(利尿剤)はそれ以外にも観察点があります。

・普段の尿量とラシックスIV後の尿量の変化(畜尿バックを空にすると分かりやすい)

・ラシックスIVの時間

・不整脈の増加はないか、カリウムの値が低くないか

(ラシックスはカリウムが排出され、不整脈が多くなる)

・血圧は低くないか

(利尿により血管内のボリュームがなくなり、血圧がさらに下がる)

以上のことは最低限観察したうえで、IVする必要があります!

皆さんもこれらのことは意識して、ラシックスのIVをしてくださいね!

私も意識して日々の業務に生かします!

ありがとうございました!

                               よんくれ

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