【PICC採血はデータに影響が!】理由について解説します

なぜPICC採血を行うときは医師に確認を取らないといけないの?

みんなPICC採血をしてはいけないの?

この記事ではこのような疑問を解決します。

どうも、新人看護師のよんくれです!

みなさんの病院では、PICC(末梢中心静脈ライン)が入っている患者の採血をするときはどうしていますか?

「そのままPICCから血液を採っているよ!」って人もいれば、

「医師に確認していなければ針を刺して普通に採決するよ!」って人はいませんか?

ちなみに私の病院は後者です、、、

(PICC入ってるならそこから採血させてよ、、、)

PICCはラインの先端が中心静脈にあり、シリンジで血液を引くことができるため採血は可能です。

PICCの構造など、詳しくは以下の記事にまとめているのでぜひご覧ください!

しかし私の病院では、PICC採血を医師に確認しないと基本は行わないです。

その理由を説明します!

目次

実際に合ったこと

私はPICC挿入中の患者を受け持っていました。PICCからドブタミン(昇圧剤)、ヘパリン(抗凝固薬)投与中。

採血の指示があるも医師にPICC採血をしていいか、確認が取れていなかったため先輩に確認し、「確認を取れていないなら針を刺した方がいいよ」と言われました。

そのため、PICC採血ではなく末梢から針を刺して採血を実施しました。

学び

PICCが挿入中であっても、医師に確認しないとPICC採血をしてはいけないです。

先輩に聞くと

「PICCは先端が3つに分かれているため(物による)、他のラインからドブタミンとヘパリンを投与している。それぞれのラインの出口が近いため、採血すると薬剤まで吸ってしまい採血データが変わってしまう。」

そこで初めてPICC採血を確認しないといけない理由を知りました。

PICCから採血をしてはいけない理由は、採血データが変わってしまう可能性があるから

そのため、私の病院では医師に確認しているのです。

まとめ

PICC採血は、採血データに影響する可能性があるため医師に確認しています。

しかし、投与している薬剤や量によってどれぐらいデータの値が変わるかは分かりません。

実際、医師にPICC採血を確認すると2/3ぐらいは採血可と答えてくれます(笑)

しかし、もしPICC採血したことを言わず、データに影響があれば治療方針まで変わってしまうことがあるので注意しましょう!

ちなみに

「末梢で点滴が投与されていても、PICCから点滴が投与されていなければPICC採血してもいいんじゃないの?」

と私は思っていました。

しかし、考えてみると末梢で投与された薬剤は中心静脈へ戻ります。

そのため少なからず薬液を吸い込んでしまう可能性があるのではないか!

私はそう考えています!(これは主観なので間違えてたらコメントで教えてください)

そのため、点滴が投与されていないところか点滴より末梢部位で採血をしましょう!

また、PICC採血を医師に確認しなくても実施していいという施設があれば教えていただきたいです!

この記事が皆さんの業務に役立ちますように。

今回はこれで終わります。

ありがとうございました!

                                 よんくれ

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