看護師1年目が辛い
先輩はつらい1年目をどうやって乗り越えたのか知りたい
この記事を読むと、つらい看護師1年目の乗り越え方を知ることができます。
どうも2年目看護師のよんくれです!
6月から7月は、1年目さんの大きな壁が立ちはだかる時期ではないでしょうか?
「手技も一通り経験し、自分でできるようにならないといけない。」
「夜勤が始まり、教えてもらえる時間が減った。」
「まだそんなこともできないの?と言われるようになった。」
皆さんはいくつ当てはまりますか?
ちなみに私はすべてです(笑)
6月から7月は、私も何回行きたくないと思ったことか、、、
皆さんの思い、よくわかります。
でも1年目のしんどさはいつか終わります。(違うしんどさならたくさんあります笑)
今を頑張って1歩ずつ自分のペースで進んでください!
とは言っても、他の人はこのしんどさをどうやって乗り越えたのかが気になりませんか?
そこで今回は、私が辛い1年目を乗り越えた方法を紹介します!
この記事を読むことで、1年目の看護師が辛いと言われる要因から、その対策について理解できます。
ぜひ実践してみてください。
1年目がつらいと言われる理由
私が考える看護師1年目がしんどいと言われる理由をまとめました。
- 初めての社会のため慣れることに時間がかかる、ルールを知らない
- 一人暮らしなど環境変化がストレスとなっている
- 生活リズムがつかみにくい(朝早い、夜勤があるなど)
- 先輩とコミュ二ケーションが取れない、気を遣う
- 先輩に毎日怒られる
- 仕事を覚えられない
- 先輩によって言うことが違う
- 患者の病態が分からない
- 同期と自分で出来る技術が違う(自分の方が少ない)
- 家に帰って勉強しないといけない課題がある
ざっと思いつくだけでもこれだけあります。
1年目さん。そりゃしんどいですよね、、、
この中でも特に私がしんどかったのは
「先輩に毎日怒られる→コミュ二ケーションが取れない」です。
ICUは重症患者を相手にするため、常に緊迫感があります。
命に直結する出来事もたくさんあるため、私たち1年目はいつも怒られていました、、
看護師をやめていく多くの理由は人間関係と言われますが、新人は怒られて心が傷ついてしまうことが多いように感じます。
対処法
私の対処法についてです。
「初めての社会のため慣れることに時間がかかる、ルールを知らない」
「一人暮らしなど環境変化がストレスとなっている」
「生活リズムがつかみにくい(朝早い、夜勤があるなど)」
これらについては、正直慣れるしかありません。
社会のルールを学校のようには教えてくれる時間はないし、環境変化は時間が経つと慣れてきます。生活リズムも正直、時間が解決するか、勤務形態を変えるしか方法はないと思います、、、
ただ、先輩がどのようにしているのかを聞く価値はあると思います。
社会のルールにしろ、生活にしろ自分に取り込めるところは吸収してください!
この際、2年目、3年目など年が近い人から聞くことをお勧めします。
ちなみに、慣れるのはいつですか?と疑問があると思います。
私の場合は今でも慣れたという実感はありません(1年目の間)
夜勤だって行きたくないし、社会のルールを知ったかと言えば特に知らないし。
毎日緊張してすべきことを1つずつこなしていくと、知らない間に2年目になっていたというのが私の感想です。
半年、1年しても慣れないようなら、何が原因かを考え対処する必要はあると思います。
ただ、1年もすればよほど嫌な環境でない限り慣れるので心配はいらないと思います。
「先輩とコミュ二ケーションが取れない、気を遣う」
先輩とコミュニケーションが取れないことに関しては、最低限の仕事の報告だけでいいと思います。
報告ができれば先輩から何も言われることはないはずです。
(この報告ができないのが1年目の悩みですよね、、、)
私は些細なことでもすべて先輩に報告して行動するようにしていました。
これを続けていると、自然と先輩から話しかけてもらうことも少し増えるようになりました!(私の場合は2年目になってから)
これも時間が解決してくれるので、焦らずに報告から始めましょう。
個人的には、2年目となり仕事を任せてもらえるようになったぐらいから、先輩からの信頼度が増えて話してくれるようになったと思います。
気を遣うことに関しては、これからもずっとです(笑)
看護師10年目の人に聞いてみても、「気を使う人はいる」といわれました。
気を使いながらお互いに仕事をしているということですね。
「怒られる、先輩で言ってることが違う」
これに関しては同期で情報共有を行いました。
Aさんにこんなことを怒られた、Bさんにこう言われた、Cさんはこれをしたら怒るなど(笑)
正直1年目の12月頃まではずっと怒られていましたが、知らない間に怒られることが少なくなりました。(特に新人が入ってきてから)
というのも1年もすれば注意しないといけないことが最低限分かるようになります。
地雷の場所が分かるといった感じです(笑)
その地雷(注意すべきポイント)を覚えながら、あとは先輩からの指導は耐えるしかありません。
私は地雷を一通りすべて踏んで、地雷の場所を覚えたという感じです(笑)
また先輩の言っていることが違うに関しては新人特有の悩みであり、2年目にもなると自分のやり方が確立してくるので「そんなやり方があるんだ」というぐらいで流してOKです。
仕事を覚えられない
これに関しては、メモを活用しましょう。
私も2年目となり、頻度の高い処置やケアは一通りできるようになったものの、たまにしかない処置やケアについてはまだ不安で先輩に教えてもらっています。
これはカルテの操作でも同じです。
ややこしいことは先輩に聞いてメモを取り、分からないことを少しずつ減らしてください!
私はまだポケットにメモ用と見やすくまとめた2冊のメモをポケットに入れてます。
病態が分からない
これに関してはあきらめてください(笑)
1年目で病態を把握することはできません。
私がそうでした。覚えることが遅い私は毎日手技と業務の復習で精いっぱい。
勉強なんて最低限の課題で限界でした。
しかし、毎日先輩から怒られているだけでも少しは賢くなります(笑)
病態が分からなくて当たり前です。
まずは最低限の仕事を覚えましょう。
毎日分からないことがあれば、その都度調べてください。それが勉強になります。
同期とできることが違う
これに関しては、なにもあせらなくていいです。
これは、赤ちゃん同士でいつハイハイができるようになるかの勝負をしているようなものです(笑)
皆さんは赤ちゃんがハイハイをできるようになる時期なんてあまり意識しないですよね。
なんならほぼみんなが、遅かれ早かれハイハイをして、歩けるようになります。
これと同じです。
看護の手技は、看護師をやめない限りいずれは必ず上達します。
焦る気持ちは分かりますが、難しい採血ですら1年あれば基本的にできるようになります!
自分のペースで進んでください。
あとがき
1年目はとても大変で、もう1年目には戻りたくないです。
それぐらい大変な時期であることを知ったうえで、自分の体調を第一に看護師として頑張ってください!
上記では「慣れ」という言葉を使用しましたが、1年目の悩みの大部分は2年目までにはなれます!
そのため、とりあえず仕事を続けることが1年目の悩みの解決のコツと言えると思います。
ちなみに、上記で色々対策を書きましたが、他にも私が看護師を続けられた理由があります。
私が看護師を続けられたのは、厳しい先輩に耐えたからでも、やりがいを感じたからでもありません。
たまにペアになる優しい先輩から、自分を一人の看護師として見てくれ、話しかけてくれたから。
励ましてくれた同期がいたからです。
人間関係で悩んでいるものの、助けてくれるのは人です。
周りの人たちを大切にして、ともに乗り越えてください!
これからも応援しているので、みんなで立派な看護師になりましょう!
ありがとうございました。
よんくれ
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