【眠剤が残ってる人にはどう対応する?】眠たけりゃいっそ寝かせちゃえ!

この記事を読むと、眠剤が残っている人の対応方法の1例を知ることができます

どうも、本日より2年目看護師になったよんくれです!

もうドキドキした入職から1年が経ちました。

毎日精いっぱい働いていたら、あっという間ですね(笑)

しかし、本音は

まだ分からないこと多いから、1年目でいいです」って思ってます、、、

新規入職者の皆さん、これからも新人目線で悩みや学びを共有していくのでこれからもよろしくお願いします!

では、本日の学びについて書いていきます。

昨日、夜間に緊急入院してきた患者がいました。

その方は100歳近く、眠れないとのことで24時頃に眠剤を飲んでもらいました。

その後入眠し、日勤である私が受け持つことに。

高齢患者は、朝ご飯の時はしっかり起きていたのですが次第に目をつぶり、傾眠傾向でした。

そこで先輩は、朝から起こすのではなくあえて少し寝てもらうことを提案してもらいました。

今までは日中に起こして、夜間に寝てもらうことで生活リズムを整えていたのですが、あえて寝てもらうという考えに驚きました、、、

今回はそのことについて記事にしました。

目次

眠剤が朝まで残ってしまった

私が受け持ったのは100歳の患者。

昨夜、入眠婚であったため24時に眠剤を内服しました。その後は入眠することができました。

朝の採血データでは腎機能低下がみられていました。実際におしっこも少ない。

朝9時でも傾眠傾向で、声掛けをしないとすぐ併願してしまいました。

午前中も傾眠で寝てしまうと、昼夜逆転のリスクがある。しかし、本人は眠たいと言って覚醒できない。

私は先輩とどう覚醒させようか相談しました。

すると先輩は、「眠たかったら寝たらいいやん。朝寝るのと昼以降に寝るなら朝に寝ても昼からしっかり起こしたらいいと思う。

そこで、1時間ほど午前中は電気を消して寝てもらった。

そして午後からはリハビリなどで積極的に起こしていきました。

結果的に夜間も入眠することはできました。

気づき

高齢であることからも腎機能が低下していました。

腎機能が低下していると眠剤が体外に排出されず、体内に残ってしまい傾眠になってしまった。

傾眠が悪いというイメージがあったが、覚醒ができ夜間も入眠できるなら少しぐらいなら寝てもいいと感じました。

学び

日中に寝てしまうと、夜間に眠れずせん妄を引き起こしてしまう。

そのためにも日中に起こしていきたいが、眠剤が残っているとどうしても傾眠傾向になってしまう。

朝に無理に起こして昼以降に寝てしまう方が夜に影響するため、朝早くはあえて寝てもらい、それ以降は起こしていくという考え方を知った。

また、腎機能が悪い患者には眠剤の時間も考慮する必要性を知りました。

これから

朝に傾眠であれば少し寝てもらい、昼以降は起きてもらうことで夜間は入眠してもらうという視点でもアセスメントします!

まとめ

高齢患者や腎機能が低下している患者には、眠剤の内服時間が遅いと朝まで薬が残ってしまい、傾眠傾向になります。

夜間の眠剤の内服時間も調整が必要ですね!

眠剤の内服があまり遅くにならないよう、夜勤の時は注意します。

また、夜間に眠れないのは昼寝などが影響しますが、朝(9時ごろ)は1時間程度寝ても大きな影響はありません。

そのため、朝は少し寝てもらう方法を知りました。

それでも、寝すぎはよくないのでリハビリや端坐位で半強制にでも起きてもらい、夜間は寝てもらいましょう(笑)

夜間に入眠できないと、せん妄を起こしてしまうリスクが生じます。

せん妄は治療を進めることができなくなってしまうことがあるため、せん妄予防対策も大切な看護ですね!

みなさんは傾眠傾向の患者に対してどのように対応し、せん妄予防を行っていますか?

コメントで教えていただきたいです!

これからも、日々の学びを共有していくのでこれからもよろしくお願いします。

ありがとうございました!

                                 よんくれ

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