【ナースコールが多くて仕事が進まない】仕事をスムーズに進める環境整備の秘密

ナースコールが多くて業務が回らない

そんな方に読んでもらいたい記事です。

どうもよんくれです!

今日は先輩と日々の振り返りを行いました。

そこで私は「時間管理が苦手で、効率よく回ることが苦手です。

そう伝えました。

理由はいろいろあるが、その一つに

予定している業務計画の他に、ナースコールなどで予定通り進まない

そのため、ケアにも遅れが生じる。

看護師にとってあるあるではないでしょうか?

それに対し、先輩からあるアドバイスがありました。

ナースコールで進まんのだったら、ナースコールを押させなければいいやん。

私の頭の中は?????

しかし、その後の説明で納得しました。

そこで今回は、ナースコールを押させない環境整備について紹介したいと思います。

この記事を読んでナースコールに対する考え方が変わり、環境整備の大切さを理解できます。

目次

ナースコールを押す理由とは?

先輩から、「ナースコールを押す患者の理由を考えてみ?」と言われたので考えてみることに。

お茶飲みたい、布団取って、寒い暑い、ティッシュ取って、トイレ、などなど。

基本的には命に関わることではなく、要望が多い気がします。

その中でも、基本ベッド周りの環境についてのことが大半

私はHCUで勤務しているため、患者さんは立位や数メートルしか歩けない人がほとんど。

そのため、自分でできないことを看護師に頼んでいるのです。

どうすればナースコールを減らせるのか

では、どうすればナースコールに阻まれず業務を進められるのか。

答えは簡単。

ナースコールを押してきそうなことを押される前に対処するのです!

例えば、

お茶がなくなりそうなら汲んでおく、トイレ行かなくていいか確認する、布団やリモコン、ティッシュなど使うものはすべて手の届く範囲に置く。など

ナースコールを押されそうなことを予防しておくことで、結果的にはナースコールの数が減り、スムーズに業務を行えるのです。

これを聞いて私は考えが変わりました。

ナースコールのせいで進まないと思っていたが、それは私の技術不足であるとも言えたのです。

そこで、意識すべき点を教えてもらいました。

それは

患者の生活圏を自分の手が届く周囲で終わらせること。

先ほども話したように、自分でできないからナースコールを呼ぶ場合なら、呼ばれそうなことは先にしておく。

その中で特に、自分で何でもできる環境を作ることでこちらへの負担が減るのです。

言い換えると、患者にとって快適な環境を作ることが、無駄なナースコールがなくなるのです!

(しかし、患者によっては自分で管理することでかえって危険な場合があるのでそこは個別に対応しましょう。)

具体的例

ここからは具体的例です。

夜の一例だと、

患者さんはご飯を食べる→薬を飲む→歯磨き→トイレ→寝る。

これら一つ一つが患者のタイミングで過ごすと、こちらの仕事中にナースコールで呼ばれます。

しかし、その主導権を気付かれないようこちらが誘導することで、患者が不快な思いをすることなくナースコールを呼ぶ頻度が減らせます。

まず、ご飯をセッティングすると同時に歯磨きも準備しておく。

食べ終わったら歯磨きをして呼んでもらうように伝える。

その間に薬をチェックし、呼ばれたらご飯、歯磨きを片付け薬を飲んでもらう。

そのあと、トイレに行っときませんか?と誘導すると1度のナースコールで様々なことが済む。(朝や夜の場合はおすすめ)

また、ポイントの一つに病室を出る前に患者の身の回りの物を軽くチェックすることが大切です。

お茶が少ないと、夜になくなるかもしれない。ごみ箱がいっぱいだと入らなくなるかも、リモコンの位置が手の届くところにある?など、、、

日常に足りないことがなくなれば満足して自分の時間を過ごしてもらえます。

その環境を作るのが私たちの仕事でもあるのです。

環境整備には様々な目的がありますが、安楽な環境を整えるスキルを身に着けたいですね!

まとめ

【1】ナースコールを呼ばれる理由を考え、先に対処しておく。

【2】患者が自分で生活できる環境を作る。そのために手の届く範囲に物品をそろえる。

【3】患者の行動の主導権を気付かれないようにこちらで誘導する。

これらを意識することで、不意を突かれるナースコールの数を減らせます。

皆さんもぜひ実践してみてください。

他にも対策方法があればコメントで教えていただきたいです。

今回は、業務をスムーズに進めるためにナースコールを減らす方法を紹介しましたが、ナースコールが悪いというわけではありません。

ナースコールがあれば紳士的に対応しましょうね。

ありがとうございました!

                                 よんくれ

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