個別性の看護がわからない
個別性の看護って何?
このような方に読んでいただきたい記事です。
どうもよんくれです!
最近、忙しくバタバタする日が続いています。
その中で認定看護師の方とペアになったとき、日頃の看護の違いを実感しました。
個別性の看護って難しいですよね。
そこで今回は個別性看護について先輩が行っていた例を紹介します。
日常の業務
その日はいつも通り業務をこなしていました。
バイタルサインを測定している時、認知症もあり日時が分からない患者が2人いました。
その時に日時を伝え、また聞きますねと声掛け。
そのあとも仕事を進め、リハビリを実施。
筋力低下のある患者に対しては、端坐位や車いすで過ごしてもらうことになりました。
いつもの私は、「とりあえず最低限の業務をこなす」という面しかできておらず、それ以上については考えられていませんでした。
しかし、先輩は違ったのです。
日時の分からない患者に対して
先輩は認知症の患者に対して、
「日付はカレンダーがあったら思い出せそうですか?」
と質問しました。
「普段は家にあったよ」と患者は答えてくれました。
これを聞いて、先輩は
「だったらカレンダーを作りましょうか」
と私と患者に向けて話しました。
日時が分からなくなると、せん妄リスクが上昇します。
せん妄リスク予防のためにもカレンダー作成という方法を選択したのです。
普段見当識を確認するために日時は確認していましたが、分からない場合のせん妄リスクを考えた予防まではできていませんでした。
分からないからとそのままにするのではなく、その対策まで考えることは大切だなと実感しました。
端坐位、車いす移乗で過ごす患者に対して
リハビリのために端坐位や車いすで過ごしていた患者は、ともにTVを見ることもなく座っていました。
私は業務が忙しく、あまり手を回せていませんでした。
しかし、先輩は患者に対して
「普段は何されてるんですか?ご趣味とかありますか?」と質問。
「本が読むのが好きやね」
そう患者は答えました。それを聞いて
「では何か本をお持ちしますね」と返答しました。
ただ座っているだけでは暇になって、眠たくなってしまうこともあります。
しかし、何か作業をしていると暇つぶしにもなり、患者の入院生活に変化をもたらすことができます。
実際に本を読んでもらうと嬉しそうに読書をしていました。
このことから、ボーっとしている患者さんに対して何かできることを考える必要性を体感しました。
普段の生活を聞き、好きなことをして過ごしてもらうのが一番です。
そのため、新聞を読む、塗り絵をする、間違い探しを作る、本をもってくる、足浴をする、音楽を聴く、TVをみる、などで個別に合った方法で対応しようと思います!
まとめ
仕事は忙しいと思いますが、患者さんが一番です。
入院生活を快適にできるよう少しでも知恵を出して、患者さんのQOLを上げるよう関われるといいですね。
それが個別性の看護につながると考えています。
皆さんはどんな個別の看護を実践していますか?
コメントで教えていただけると嬉しいです!
これからも頑張っていきましょう!
ありがとうございました。
よんくれ
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