「仕事のモチベーションが上がらない」
「新人の頃の初心を取り戻したい」
そんな人に読んでもらいたい記事です。
どうも、新人看護師のよんくれです!
3月2日に新人最後の成果発表会がありました。
この1年でどんなことを学んだか、成長したことなどを発表します。
発表の場には師長や教育担当が来るためとても緊張しました(笑)
そこで、同期の人のいろんな思いや先輩からのメッセージを聞いて心が揺らぎました。
今回はそんな成果発表での出来事を書きたいと思います。
私の発表
大切だと思ったこと
私は、この1年間で笑顔で患者とかかわる大切さを学びました。
コロナの関係で循環器のICU、HCUの2部署を経験しました。
この2部署は重症度が違うのでコミュニケーション方法が少し違います。
ICUは鎮静管理をするため、患者から話すということは少ないのでこちらから話しかけます。
HCUはリハビリをしているため、会話は可能です。
この重症度によるコミュニケーションの違いでも、共通して大切なことが笑顔で対応するということです!
先輩に、鎮静管理で話せない患者に対して笑顔でかかわる人がいます。
患者からは看護師の事が見えていないかもしれませんが、声は聞こえています。
笑顔で話しかけると声色も変化し、相手が受け取る印象に違いがあると私は考えます。
この違いは実際に患者に届いているか分かりません。しかし、患者にかかわる時間が一番長い看護師だからこそ笑顔でかかわることに意味があると思っています。
先輩から、どんな重症度でも笑顔でかかわる大切さを学びました。
また、笑顔は家族にも影響します。
面会時、患者に笑顔でかかわっていると「看護師さんに良くしてもらえてよかったね」と声をかけている家族がいました。
実際、私は家族の前でケアや処置をしたわけではありません。
それでもこの言葉を聞けたのは、笑顔でかかわっている姿を見て、日頃の看護を想像したんだと思います。
笑顔は患者だけでなく、家族も安心させられる。これが家族看護にも関係してくると感じました。
患者にも家族にもいい影響を与える笑顔は、当たり前だからこそ大切にしたいです。
この様な内容を発表しました!(恥)
先輩からのメッセージ
私と同期の発表の後、私たちの部署の教育担当の先輩からのメッセージがありました。
「あなたたちは、1年目で2部署も経験するという大変な1年を乗り越えました。それはすごいことなので自信を持って2年目を歩んで下さい」
「いままで大変だったり、辛いこともあったと思う。それでも辞めずに看護師として一緒に働いてくれてありがとう」
「まだまだ未熟だとみんなは言うかもしれないが、あなたたちの看護で助かった命があります。そのことは覚えておいてください」
「これからは日々の業務だけでなく、個別性に合わせた看護を意識していきましょう」
この様なことを先輩から伝えてくれました。
先輩がこのようなことを思っていたことに感動です(笑)
そのなかでも、先輩から「ありがとう」と言ってもらえた時、初めて同じ看護師として対等に認めてもらえた気がしました。
今までは先輩に言われて行動するということが当たり前で、自分の中では対等に思っていなかったため、とてもうれしかったです。
また、「あなた達の看護で助かった命がある」という言葉にもグッと来ました。
知識も少なく、先輩とは程遠い未熟な看護師ですが、患者からは関係ありません。
私たちが考え、行ったケアで患者の命を知らないうちに助けている。
今まで実感する余裕もなかったですが、改めて考えるとたくさんの患者から「ありがとう」と言ってもらいました。
この言葉を聞いて、私も看護師になったんだと再確認できました。
まとめ
一年目は生活環境や仕事など初めてのことが多く、毎日クタクタになっていました。
また先輩に怒られたり、「なんでまだこんなこともできんのだろう」と悩んだりすることも多かったです。
それでも、毎日できることを積み重ねていくと知らない間に1年が過ぎました。
これからは後輩ができ、2年目として今までみたいに気にかけてもらえることは少なくなります。
まずはこの1年で看護師として自立する。
そして、後輩にも優しく接していきたいです!
同じ1年目の方も今年度は大変だったと思いますが、2年目も一緒に頑張りましょう!
2年目以降の方は、新人の記憶を思い出せましたか?
初心を忘れずこれからも頑張ってください!
ありがとうございました。
よんくれ
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